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宣言006 半径50mの世界食べ歩き

2006年秋2 世界制服の野望-5

もののけ姫のパクリな絵この屋台の無茶っぷりはタイトルだけでなく、看板も同様。「食べろ、そなたは美しい」なんて言われても。
売り物としては、おもち、お汁粉、焼き鳥、たこ焼きといったいかにも和風な料理。・・・こんな、何の変哲もない料理を欲しがる人っているのか??と不思議だったのだが、これがどうしてどうして、結構な行列なんである。焼き鳥の焼き台の前にはちょっとした黒山の人だかりになっていた。


閉店セール焼き鳥大安売り見ると、「閉店セール」ということでやきとり2本で100円になっていた。元の値段がいくらだったのかは不明だが、いずれにせよ1本50円の焼き鳥となると安い。

この安さは子供をも引きつけたようで、小学生のがきんちょが焼き台のおにーさんに「もう一本おまけして」などと無心していた。

安さにつられてみんな結構な量を買い求めるため、なかなか行列が短くならない。


焼き鳥はやはり日本人の味なんでこんな焼き鳥の為に、ってくらい待った挙げ句手に入れた串。

まあ正直あまり期待しないで食べたのだが、あれれ、これが美味い。

「今日、今まで食べてきた串類の中で一番美味しかったかもしれない」

思わずakeさんがつぶやく。確かに、僕でもそう思う。

「日本人の味覚に合うのかなあ。やけに美味しく感じるなあ」

単に鶏のもも肉に塩を振っただけなのに、不思議だ。並んだ甲斐のある大満足の一品でござんした。


【22カ国目:カンボジア語専攻「ニャム ニャム クマエ」】

カンボジア語専攻カンボジアってどこだっけ、と一瞬遠い目をして世界地図を思い出してしまう。ああ、アンコールワットがあるところだな。


カンボジアのメニューメニューはこんな感じ。

さすがにカレーやおかゆを頼む気がしなかったので、ビールだけ頼んだ。


アンコールビールアンコールビール。

アンコールワットの名前を冠してのビールだった。


【10カ国目(再):ビルマ語専攻「カウンガウンヤウン屋」】

ビルマ語専攻実はビルマ語専攻はサムサ(三角春巻き)で制圧済みだったのだが、混乱状況の我々はそれを知らずに「さあ次はビルマだー」とお店に向かったのだった。


ビルマのメニュー「揚げ物はもういいよねえ」と言いつつ、モヒンガー(スープそうめん)をオーダー。そろそろ風が冷たくなってきた。アンコールビールも容赦なく身体を冷やす。温かい汁物も組み込んでいかないと、こごえそうだ。


モヒンガーモヒンガー300円。ミャンマーの朝食ではお馴染みの国民食とも言える食べ物。

ゆで卵の輪切りがかわいい。

「そうめん」という言葉からイメージする食べ物は、なんとなく透明感があるものだが、このモヒンガーは濃いどろっとした茶色の汁だった。

ホンモノはナマズでダシをとるらしいのだが、さてこれは一体何でダシをとっているのだろう。


モヒンガーにガーリックチップと唐辛子を載せるフライドガーリックチップと輪切り唐辛子はご自由にお入れ下さい状態だったので、ついつい調子に乗って入れすぎてしまった。お陰で、ちょっと揚げすぎのガーリックチップの苦さが強い、ますます謎な料理になってしまった。でも美味かったなあ。


【23カ国目:モンゴル語専攻「モン流」】

モンゴル語専攻日が暮れてきた。あちこちのお店で自家発電機がうなりをあげて、照明がこうこうと輝く。

我々の世界征服に時差はない。舌の上では数千キロ、数万キロの旅を続けているものの、物理的な距離は僅か数十メートル。さあ、そろそろ旅の終わりに向けてラストスパートをかけようか。

お次はモンゴル。

「草原を食え」というセリフが勇ましい。おう、草原を食うぞ。


羊肉の串焼きは相変わらずの人気前回食べて美味しかった、羊肉の串焼きを食べることにした。


羊肉の串焼き羊の串焼き。ガツンとした羊の香りが口の中を駆けめぐり、いかにも草原を食ってる感じだ。

さすがに今回はモンゴルのウォッカは頼まなかった。暖まるかもしれないが、その後寝込んでしまって凍死するかもしれぬ。


【24カ国目:朝鮮語専攻「韓COOK」】

朝鮮語専攻そんなアナタに朗報。フィリピンは既にココナッツマカロンがあったのでスルーして、お次は朝鮮語専攻。韓国料理といえば何か辛いものもあろう。


チゲもうこの時点では寒さに二人とも負けつつあり、「ビールにあう食べ物がええねえ」なんて悠長な事は言ってられなかった。

チヂミという絶好のつまみがありながら、脇目も振らずチゲをオーダー。

ああ、暖まるのぅ。

二人して、「やはり温かい料理に限る」とほっと一息。


【25カ国目:イタリア語専攻「食いたり庵」】

イタリア語専攻ピサの斜塔がお出迎えしてくれるイタリア語専攻のお店、「食いたり庵」。


イタリア語のメニュースパゲティなんて、この外語祭に来てまで食べたいと思うかね?なんて思うが、実際は毎年イタリア語専攻のお店は売上上位にランクインするらしい。不思議だ。

と思ったら、生ハムのパニーニなどスパゲティ以外の料理も存在していた。既に売り切れてたけど。


ボロネーゼミネストローネのようなスープ類はちょっと気乗り薄だったので、さっきまで「外語祭に来てまでスパを食べる理由がわからん」と言っていた、その当のスパゲティを注文。

ボロネーゼ、300円。


【26カ国目:フランス語専攻「(名前忘れた)」】

ガレットお隣のフランス語専攻では、キッシュやラタトゥユといった料理があるのだが、あいにく全部売り切れ。買いだしに向かったakeさんが「なんだかもう、お菓子みたいなのしか残ってなかったっす」と言いながら戻ってきた。手にしているのは、なにやら甘そうなお菓子だった。ガレット、という名前だったかな。

「甘いねぇ」「甘いですねえ」「ビールには絶対にあわないねぇ」といいながら、左党二人がお菓子をぱくつく。

この時点で実は26カ国全世界制覇を達成していたのだが、てっきりまだチェコを制覇していないと勘違いしていて「よしあとはラスト1!」と意気込んでいた。


【4カ国目(再):チェコ語専攻「チェコまんぷく亭」】

チェコ語専攻ラスト1(のつもり)で訪れたのがチェコまんぷく亭。既に二人とも、お腹いっぱい。いや、お腹一杯といっても、食べ物でぎっしりというわけではなく、ビールの炭酸でお腹が一杯といった感じだ。

酔っぱらっているかといえば、二人ともほぼしらふ。寒さが酔いを奪ってしまっている。

(つづく)

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