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#006 うどんだってあるじゃない

パンにするか、ご飯にするか。考えさせられるところだ。

何がって?ちょっと高級ぶったお店に行ってコース料理を頼んだときの選択だ。お腹が空いているからご飯にしよう、とかご飯は食べにくくてみっともない有様を露呈しそうだからパンにしようとか、いろいろ策略が働くもんだ。腹ぺこキッズの俺は、大体ご飯。ほら、総じてああいうこ洒落た料理って食べた気がしないじゃない。

しかし、なんでここに麺類が入らないんだろうか、不思議でしょうがない。うどんとかそばが選択できたら、中年の親父なんて喜んで、「これじゃ!」とセレクトしそうなもんだけどなあ。

「舌平目のムニエルクリームソースがけ:2,000円(スープ、ライス又はパン又はたぬきうどん、サラダ、コーヒー付き)

なんてメニューにあったら、絶景間違いなし。この広大なる料理の世界、日本中探せば一軒くらいあってもよさそうなもんだけど。

ずるずるっ。ずるずるっ。さっきまで音を立てないように神経を尖らせてスープを飲んでいた紳士淑女が、激しい音を立ててうどんをすする。

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− 菜 單 −

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