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#051 水を飲みに居酒屋へ

清酒のガラス製お猪口。おしゃれ。 最近お気に入りの料理屋で、清酒を頼むと出てくる器がこれ。

 円錐形をしていて、そのままだと倒れてしまうので下に木の土台が据えてある。乾杯したら飲み干さないと駄目?いや、そんなもったいないことをしちゃいけません。このお店のお酒は一合(すなわちグラス一杯)で900円〜となっているので、調子に乗ってすぱんすぱんと飲んでいたら目の玉が飛び出てしまう。

 器のガラスには気泡が封入されていて、見ていて楽しい。また、手作りのものであるため、厚さが不均衡というのも触って楽しい。お酒をおかわりすると、今度は同じ形だけど雪が降っているように白い模様が入った器に取り替えてくれる。

 このお店の面白い点は、グラスにばんばん水を注いでくれる事。お酒を飲んでいようが関係なく、水を持ってきてくれる。「とっとと料理食って帰れ」という意味ではない。この水、蔵元から直接仕入れてきたお酒の仕込み水なんですな。「これは山形の東北泉という蔵元から仕入れた水でして・・・」なんて店の親父から説明を受けつつ、水を飲む。これがまたたまらん。酒の仕込み用だからどれも癖のない水なんだけど、いろいろ飲み比べてみると微妙に違っているのに気づき、感心させられる。

 この店に行くと、料理は旨いしお酒と水を交互に飲むことになるしで、気がついたら長尻になってしまう。ゆえに、支払いの段になって「お一人様あたり9,000円」なんて事になって腰を抜かすこともある。でも、それに見合っただけの対価はお店から受け取っていると思うので、高いとは思わないんだよなこれが。

(2001.07.08)

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− 菜 單 −

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