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一ぷく 南浦和店-1回目(埼玉県さいたま市南浦和)

2005年05月27日【店舗数:193】【そば食:349】

天玉そば

酔っぱらった。

この日、「世の中より一足早くビアガーデンやろうぜ」と仲間を誘い、銀座のビルの屋上でジンギスカンを焼きながら麦酒をぐいぐい飲んでいた。ジンギスカンって、至ってシンプルな料理だ。羊肉、キャベツ、もやし。これを肴にしてビールを延々と飲むわけで、「たかがビール」にもかかわらず痛烈に酔っぱらってしまった。ビールはピッチャー単位で注文しなければならないというオーダーシステムにも問題があったのかもしれない。

このせいで、最後のほうになると、トイレから戻ってくるとビールが何やら黒ずんでいて、実はジンギスカンのたれがビールに混ぜられていたなんて事態が多発。おいお前ら、大学生レベルになっとるぞ。

この後、一緒に飲んでいた女性と「胸揉むぞコラァ」「揉めるもんなら揉んでみなさいよ、アタシのような胸でいいんだったら」「こんな路上で揉めるわけないだろうが」「何よ意気地なしが!」と訳のわからない口論になったりなんかして、まあとにかく酔っぱらったぞと。今考えたら何でこんな話題になったんだろう。

ま、それはともかく、銀座でこの状態なわけだと、当然自宅に帰還する途中で玉砕するのは目に見ていた。案の定、目が覚めたら南浦和駅だった。あー。最寄り駅と路線が違ってるんですけど。

しかし、Uターンしようにも電車がもう無い。いや、あったのかもしれないが、探す気力も体力も失せていた。「やーめた、今日はタクシーだ」とあっけなく金銭節約の心構えを放棄し、目の前にあった立ち食い蕎麦屋に突入してしまった。

終電間際になっても営業してるんだな、このお店。よく考えたら立派だ。駅構内だというのに。


そんなわけで、天玉そば。

かけそばにしとけよ、と酔っぱらった頭の中でも理性的な忠告があったが、食券機のボタンを押したのは天ぷらにとどまらず、玉子つきの天玉そば。やりすぎだ。

月見にしろ、この天玉そばにしろ、玉子の食べ方で未だにベストな解を見いだしていない。どういう食べ方をするのが一番なんだろう。日清チキンラーメンのCMのように、半熟状の目玉焼きになっていれば最高なのだが、さすがに立ち食い蕎麦屋の玉子でそんなに白濁させるのは無理だ。つゆの温度が低すぎる。では、どうすればいいのだろう。

迷った時は、えいやっと先に玉子をそのまますすってしまうに限る。ずるっ。

おお。何だかすごく贅沢をした気分になった。酔っぱらった頭なりの判断だけど。玉子だけすすっちゃったよ。

玉子って、値段は安いのにどうしてこうも「お得感」「贅沢感」「わくわく感」を醸し出すんだろうね。不思議な食べ物だ。栄養価が優れているということで、本能的に身体が玉子を欲するんだろうか?

と、思いつつ、タクシーに乗って帰宅した。蕎麦の味?いや、酔っぱらっていて覚えてないです。

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− 菜 單 −

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